2024.11.21お知らせ
A㉛【大府校】【高校生専門】勉強が続く生徒は、「やる気」ではなく仕組みを作っています
勉強が続く生徒は、「やる気」ではなく仕組みを作っています
「今日はやる気が出ない」
「明日から本気でやろう」
「テストが近くなったら頑張る」
高校生と話していると、このような言葉を聞くことがあります。
もちろん、やる気がある日は勉強も進みやすくなります。
しかし、毎日同じようにやる気を出すことは簡単ではありません。
勉強が続く生徒は、毎日やる気があるわけではありません。やる気がなくても始められる「仕組み」を持っています。
今回は、勉強を続けられる高校生がどのような仕組みを作っているのかをお伝えします。

そもそも、やる気に頼ると続きにくい理由
やる気は、その日の状態によって変わります。
- 部活動で疲れている
- 学校行事があった
- 友人関係で気持ちが落ちている
- 睡眠不足になっている
- テストまでまだ時間がある
- スマホや動画の方が魅力的に感じる
こうした日は、誰にでもあります。
毎回、
「今日は頑張ろう」
と気持ちを作らなければ始められない状態では、どうしても学習に波が出ます。
勉強習慣を作るには、「やる気を上げる方法」より「やる気が低くても始められる方法」を考えることが大切です。
仕組み① 勉強する「時間」を決める
最初に決めたいのは、勉強時間の長さではありません。
まずは、
「いつ始めるか」
を決めます。
例えば、
- 学校から帰宅して30分後
- 夕食が終わったらすぐ
- 20時になったら机へ向かう
- 学校帰りにそのまま自習室へ行く
- 朝食前に英単語を10分見る
毎日開始時刻が違うと、
「今日はいつやろう」
と考える必要があります。
反対に、開始するタイミングを固定すると、その判断が減ります。
習慣化の第一歩は、勉強時間を増やすことではなく、「始める時間を固定すること」です。
仕組み② 最初にやる教材を固定する
机へ向かっても、
「何からやろう」
と考えているうちに時間が過ぎることがあります。
そこで、最初の教材を固定します。
例
- 机に座ったら最初に英単語
- 自習室へ着いたら学校ワーク
- 夕食後は前日の解き直しから
- 休日の午前中は数学から開始
こうすると、
「何をやるか決める」
という作業がなくなります。
勉強を始めるまでの判断を減らすほど、行動は続けやすくなります。
仕組み③ スマホを「我慢」しない
スマホを触らないようにしよう。
そう決めても、机の上にスマホがあれば気になります。
通知が来ていなくても、
- LINEを確認したい
- SNSを少し見たい
- 動画を1本だけ見たい
- ゲームの通知が気になる
という状態になります。
そこで、スマホを我慢するのではなく、そもそも触りにくい状態を作ります。
- 別の部屋へ置く
- 保護者へ一時的に預ける
- カバンの中へ入れる
- 通知を切る
- 自習室ではロッカーや机から離れた場所へ置く
意志の強さで勝負するのではなく、誘惑そのものを遠ざける方が続けやすくなります。
仕組み④ 勉強する場所を決める
家で勉強しようとしても、
- ベッドが近い
- テレビがついている
- 家族の会話が気になる
- ゲームがある
- スマホを自由に触れる
という環境では、集中が難しい場合があります。
その場合は、勉強場所そのものを変える方法があります。
例えば、
- 学校帰りに塾の自習室へ寄る
- 図書館を利用する
- 自宅ではリビングの決まった席を使う
- 休日だけ勉強場所を変える
集中できない場所で頑張るより、集中しやすい場所へ移動する方が効率的なこともあります。
仕組み⑤ 「最低限やること」を決める
毎日同じ量を勉強する必要はありません。
部活動で疲れている日もあれば、学校課題が多い日もあります。
そこで、
「今日は予定どおりできない」
という日でも続けられる最低ラインを作ります。
最低限の例
- 英単語を10分
- 学校ワークを1ページ
- 解き直しを1題
- 授業ノートを5分確認
- 明日の課題だけ決める
これなら、忙しい日でも続けられる可能性が高くなります。
習慣を作る時は、「たくさんやる日」より「ゼロにしない日」を増やすことが大切です。
仕組み⑥ 終わったら記録する
勉強を続けても、自分で変化を感じられないとやる気は下がりやすくなります。
そこで、取り組んだ内容を簡単に残します。
- 勉強した日にカレンダーへ印をつける
- 終わった教材へチェックを入れる
- 勉強時間を簡単に記録する
- 解けるようになった問題へ○をつける
- 自習室へ行った日を記録する
こうすることで、
「全然勉強できていない」
と思っていた生徒も、
「今週は4日できた」
と具体的に確認できます。
続けた事実が見えると、「もう少し続けてみよう」という気持ちにつながります。

仕組み⑦ できなかった日を責めない
勉強習慣を作ろうとすると、どうしてもできない日は出てきます。
そこで、
「また続かなかった」
「自分には無理だ」
と考えてしまうと、すべてやめたくなります。
大切なのは、
- なぜできなかったか
- 予定が多すぎなかったか
- 開始時間が遅すぎなかったか
- スマホを触りすぎなかったか
- 翌日は何ならできるか
を考えることです。
続く生徒は、毎日成功しているのではありません。できなかった翌日に戻っています。
続く生徒と、続きにくい生徒の違い
続きにくい状態
- やる気が出た時だけ勉強する
- 毎日違う時間に始める
- 何をするかその場で決める
- スマホを横に置いたまま
- できなかった日はすべて諦める
続きやすい状態
- 始める時間が決まっている
- 最初の教材が決まっている
- スマホを遠ざけている
- 最低限の課題が決まっている
- できなかった翌日に戻れる
大きな違いは「意志の強さ」ではありません。勉強しやすい仕組みがあるかどうかです。
高1・高2・高3では、作りたい仕組みも変わります
高校1年生
- 学校課題を普段から進める時間を作る
- 英単語を毎日確認する
- テスト前だけの勉強から抜け出す
高校2年生
- 学校学習と受験勉強の時間を分ける
- 苦手科目へ週に数回取り組む
- 自習室を定期的に使う
高校3年生
- 受験科目ごとの学習時間を固定する
- 過去問・復習・基礎学習の役割を分ける
- 1週間単位で進捗を確認する
学年によって内容は異なりますが、
「毎回考えなくても自然に勉強を始められる状態」を作ることは、どの学年でも共通して重要です。
今日から作れる「勉強が続く仕組み」
すべてを一度に取り入れる必要はありません。
次の中から一つだけ選んでみてください。
- □ 勉強を始める時間を1つ決める
- □ 最初にやる教材を固定する
- □ スマホを別の場所へ置く
- □ 勉強する場所を決める
- □ 忙しい日用の最低限の課題を決める
- □ 勉強した日にカレンダーへ印をつける
やる気を増やすより、迷わず始められる仕組みを一つ作ってみてください。

保護者の方へ
お子様が勉強を続けられない様子を見ると、
「意志が弱い」
「本気になっていない」
と感じることもあるかもしれません。
しかし、本人も「勉強しなければ」と思っている場合は多くあります。
その時に必要なのは、
「もっと頑張りなさい」
ではなく、
- 何時なら始めやすそう?
- 最初は何からやる?
- スマホはどこに置く?
- 疲れている日は何だけやる?
- 家で難しければどこで勉強する?
という仕組みを一緒に考えることです。
本人の性格を変えようとするより、本人が動きやすい環境を作る方が、行動につながることがあります。
当塾で大切にしていること
- 本人の生活リズムを確認すること
- 学校や部活動と両立できる学習時間を決めること
- 毎日取り組む内容を具体化すること
- 自習室を学習習慣の一部として活用すること
- できなかった時に計画を修正すること
- 少しずつ自分で管理できる状態を目指すこと
私たちは、生徒へ「やる気を出そう」と伝えるだけではありません。
やる気に左右されにくい学習環境と仕組みを一緒に作り、勉強を続けやすい状態へ変えていくことを大切にしています。
最後に・・・
桜咲個別指導学院 高等部は高校生専門の個別指導塾です。
質問できる自習室と手厚いサポートで、学習習慣づくりから受験対策までしっかり支えます。
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