2024.11.21お知らせ
A⑲【大府校】【高校生専門】なぜ、この勉強法で結果が出るのか
なぜ、この勉強法で結果が出るのか
「勉強時間は増えたのに、なかなか点数が上がらない」
「問題集も進めているのに、テストになると解けない」
このようなお悩みを抱えている高校生は少なくありません。
勉強しているにもかかわらず結果につながらない場合、努力が足りないとは限りません。
結果が出ない原因は、勉強量ではなく「学習の流れ」が途中で止まっていることにあります。
今回は、なぜ学習計画・理解・反復・確認という流れが、成績向上につながるのかをお伝えします。
勉強は「やること」だけでは不十分です
多くの生徒が、勉強を次のように捉えています。
- ワークを進める
- ノートをまとめる
- 単語を覚える
- 授業を受ける
- 提出物を終わらせる
もちろん、どれも必要な学習です。
しかし、取り組んだだけでは、本番で使える力になっているとは限りません。
テストで求められるのは、「勉強したか」ではなく、「何も見ずに自分で解けるか」です。
この違いを理解しないまま進めると、勉強時間は増えても点数が変わらない状態になってしまいます。
結果につながる学習には5つの段階があります
成績を伸ばすためには、次の流れを一つずつ通る必要があります。
第1段階 現状を確認する
何ができていて、どこでつまずいているのかを整理する
第2段階 やるべき内容を決める
目標に必要な教材・単元・優先順位を決める
第3段階 内容を理解する
解き方や考え方を理解し、分からない部分を解消する
第4段階 何も見ずに繰り返す
自分の力だけで解ける状態まで反復する
第5段階 時間を空けて確認する
数日後にも解けるかを確認し、本当に定着したか判断する
このどこか一つでも抜けると、結果につながりにくくなります。
理由① 最初に「やるべきこと」を絞るから
成績が伸び悩んでいる時、多くの生徒は必要以上に多くの教材へ手を出してしまいます。
- 学校のワーク
- 市販の参考書
- 映像授業
- 単語帳
- 模試の復習
やることが多すぎると、すべてが中途半端になります。
結果につながる学習では、最初に優先順位を決めます。
例えば、数学なら
- 学校のテスト範囲を優先する
- 理解不足の単元まで戻る
- 使う教材を一つに絞る
- 間違えた問題を中心に繰り返す
勉強は、たくさんの教材を使うことより、必要な教材を最後まで使い切ることの方が重要です。
理由② 「分かったつもり」で終わらせないから
授業を聞いた直後や解説を読んだ直後は、内容を理解できたように感じます。
しかし、その状態で翌日も同じ問題が解けるとは限りません。
分かったつもりの状態
- 解説を見れば理解できる
- 先生の説明を聞けば納得できる
- 答えを見た直後なら解ける
- 似た問題になると止まってしまう
この状態から抜け出すには、説明を受けた後に、自分の力だけで解き直す必要があります。
確認するポイント
- 解答を閉じても解けるか
- 途中式を自分で書けるか
- なぜその公式を使うか説明できるか
- 数字や条件が変わっても解けるか
「分かる」を「自分でできる」に変えることが、点数につながる第一歩です。
理由③ 間違えた問題を中心に勉強するから
できる問題を解くと、気持ちよく進められます。
一方で、間違えた問題の解き直しは時間もかかり、負担を感じやすい学習です。
しかし、点数を伸ばす材料になるのは、すでにできる問題ではありません。
間違えた問題は、「次のテストで点数に変えられる問題」です。
重要なのは、単に答えを確認するだけでなく、間違えた原因を分けることです。
- 知識不足:公式や単語を覚えていなかった
- 理解不足:考え方そのものが分からなかった
- 練習不足:理解はしているが一人で解けなかった
- 確認不足:符号や条件を見落とした
- 時間不足:解き方に時間がかかりすぎた
原因が違えば、必要な対策も変わります。
間違いを正しく分析するからこそ、同じ失敗を減らすことができます。
理由④ 時間を空けて繰り返すから
一度解けた問題でも、時間が空くと解き方を忘れることがあります。
授業当日にできたからといって、テスト当日にもできるとは限りません。
よくある失敗
- 授業当日に一度解いて終わる
- テスト直前まで同じ問題を見直さない
- 答えを覚えた状態で解けたと判断する
- 一週間後に確認しない
本当に定着したか確認するには、時間を空けて再度取り組む必要があります。
復習の一例
- 授業当日:考え方を確認する
- 翌日:何も見ずに解き直す
- 3日後:間違えた問題だけ再確認する
- 1週間後:類題を使って定着を確かめる
- テスト前:時間を測って仕上げる
繰り返しは、同じことを何度もする作業ではなく、忘れるたびに記憶を強くする学習です。
理由⑤ 毎回の結果を次の計画に反映するから
最初に立てた計画が、最後まで完璧に合っているとは限りません。
実際に取り組むと、
- 予定より理解に時間がかかった
- 思っていたより基礎が抜けていた
- 学校の進度が変わった
- 部活動や課題で学習時間が減った
という変化が起きます。
結果につながる学習では、その都度計画を修正します。
振り返る内容
- 予定した内容を終えられたか
- 本当に自力で解けるようになったか
- まだ残っている課題は何か
- 次に優先すべき内容は何か
伸びる生徒は、失敗しない生徒ではなく、失敗した後に勉強方法を修正できる生徒です。
同じ1時間でも、結果は大きく変わります
ここまでの内容を、同じ1時間の学習で比べてみます。
結果につながりにくい1時間
- 教材を決めるまでに10分かかる
- できる問題を中心に進める
- 間違いは答えを写して終わる
- ページ数だけを確認して終了する
結果につながる1時間
- 取り組む教材と範囲が決まっている
- 弱点となっている問題を優先する
- 間違えた原因を確認する
- 最後に何も見ずに解き直す
- 次回確認する問題へ印をつける
勉強時間が同じでも、取り組み方によって得られる成果は大きく変わります。
結果が出るまでの流れ
現状分析
↓
学習内容の明確化
↓
理解と演習
↓
解き直しと反復
↓
確認と計画修正
↓
点数と成績の変化
成績は「勉強した時間」ではなく、この流れを何度繰り返したかで変わります。
保護者の方へ
お子様が勉強しているにもかかわらず結果が出ていない時、
「もっと長く勉強しなさい」
と伝えたくなることもあると思います。
しかし、先に確認していただきたいのは、学習時間よりも勉強の中身です。
- やる内容は具体的に決まっているか
- 間違えた問題を解き直しているか
- 自力で解けるか確認しているか
- 数日後にも復習しているか
- 結果を次の計画へ反映しているか
この流れが整っていなければ、勉強時間だけを増やしても負担が大きくなる可能性があります。
努力を増やす前に、努力が結果につながる流れを作ることが大切です。
当塾で大切にしていること
- 現在の理解度と弱点を確認すること
- 目標から逆算して学習内容を決めること
- 使用する教材と優先順位を整理すること
- 授業後の解き直しと反復まで確認すること
- テスト結果を分析して計画を修正すること
私たちは、問題の解き方を説明して終わりにはしません。
「何を勉強するか」「どう定着させるか」「次に何を改善するか」までを一つの流れとして設計することを大切にしています。
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