2024.11.21お知らせ
A㉝【大府校】【高校生専門】勉強計画は「守るもの」ではなく「直すもの」です
勉強計画は「守るもの」ではなく「直すもの」です
「計画を立てても、いつも途中で崩れます」
「最初の2日くらいはできるのですが、続きません」
「予定どおり進まないと、やる気がなくなります」
勉強計画について、このような悩みを持つ高校生は少なくありません。
計画を立てること自体は、とても大切です。
しかし、もっと大切なのは、
最初に作った計画を完璧に守ることではなく、実際の生活や進み具合に合わせて「直し続けること」です。
今回は、勉強計画が崩れた時に、どのように立て直せばよいのかを具体的にお伝えします。

計画どおりに進まないのは、珍しいことではありません
高校生の毎日は、予定どおりに進まないことがあります。
- 部活動が予定より長引いた
- 学校課題が急に増えた
- 思ったより問題が難しかった
- 体調が悪かった
- 学校行事が入った
- 予定していた単元に時間がかかった
こうしたことは、どれだけ丁寧に計画を立てても起こります。
計画が崩れたこと自体が失敗なのではありません。崩れた後にそのまま放置することが問題です。
「計画を守れなかった=自分はダメ」ではありません
計画どおり進まないと、
「またできなかった」
「自分は計画性がない」
と思ってしまうことがあります。
しかし、計画は自分を評価するためのものではありません。
本来の目的は、
- 何をいつまでに進めるか
- 今どこまで進んでいるか
- 予定との差はどれくらいか
- 次に何を優先するか
を確認することです。
計画は、自分を責めるためではなく、次の行動を決めるために使います。
計画が崩れる原因① 最初から予定を詰め込みすぎている
計画が続かない生徒によくあるのが、予定の入れすぎです。
例えば平日に、
- 数学ワーク10ページ
- 英単語100語
- 英文法1単元
- 古文単語50語
- 理科の復習
- 学校課題
と入れてしまうと、学校や部活動がある日は実行できないことがあります。
予定が1つ遅れると、その後もすべて後ろへずれます。
良い計画は、空いている時間を100%埋める計画ではありません。予想外の予定が入っても戻れる余白があります。
計画が崩れる原因② 「何時間やるか」だけ決めている
「今日は2時間勉強する」
という計画だけでは、机へ向かってから迷うことがあります。
曖昧な計画
- 数学を1時間
- 英語を1時間
よりも、
具体的な計画
- 数学ワークP42〜47
- 前回間違えた二次関数を3題解き直す
- 英単語No.201〜250
- 英文法の関係詞を20分復習する
の方が、始めやすくなります。
時間だけではなく、「終わった状態」が分かる計画にすることが大切です。
計画が崩れる原因③ すべて同じ重要度で考えている
予定していた内容が全部終わらなかった時、
「全部翌日に移動しよう」
とすると、翌日の予定がさらに多くなります。
そこで必要になるのが優先順位です。
優先順位の例
- 明日提出する学校課題
- 次のテストで重要な苦手単元
- 毎日続ける英単語
- 余裕があれば追加演習
予定が崩れた時は、全部を取り戻そうとしなくて構いません。
「今日できなかったもの」を全部残すのではなく、「明日も本当に必要なもの」だけを残します。
計画が崩れた時にやってはいけないこと
一番避けたいのは、
「もう計画どおりではないから、全部やめる」
ことです。
- 月曜日にできなかったから、今週はもう無理
- 予定より遅れているから、計画表を見るのをやめる
- 宿題が終わらなかったから、他の勉強もしない
- 1日休んだから、そのまま数日何もしない
計画が崩れることより、そこから戻らないことの方が影響は大きくなります。
1日遅れたなら、1日分だけ調整すれば大丈夫です。最初からやり直す必要はありません。
立て直し① まず「できなかった理由」を確認する
予定が崩れたら、最初に原因を確認します。
- 予定量が多すぎた?
- 始める時間が遅かった?
- 問題が予想より難しかった?
- スマホを触る時間が長かった?
- 部活動や学校の予定が変わった?
- 疲れて集中できなかった?
原因が分からないまま翌日も同じ計画を立てると、同じ失敗を繰り返します。
できなかった理由を見つけることは反省ではなく、次の計画を現実に合わせる作業です。
立て直し② 予定を「減らす」
予定が遅れた時、多くの生徒は翌日に追加します。
しかし、
今日の未完了分 + 明日の予定
になると、さらに実行できなくなることがあります。
そこで、まず予定を減らします。
明日に残す
- 期限が近いもの
- 重要な苦手科目
- 毎日続けたい内容
一度後ろへ移す
- 追加問題
- 余裕があればやる予定だった内容
- 期限に余裕がある課題
遅れた時ほど、予定を増やすのではなく、重要なものへ絞ることが必要です。
立て直し③ 「最低限ここまで」を決める
予定が大きく崩れた日は、全部取り戻そうとしなくて構いません。
代わりに、
今日は最低限どこまでやるか
を決めます。
例えば、
- 英単語20語だけ
- 数学ワーク2ページだけ
- 間違えた問題を1題だけ
- 明日提出の課題だけ
この最低ラインを終えたら、その日は終了しても構いません。
予定が崩れた日は「挽回する日」ではなく、「習慣を切らさない日」と考える方法もあります。
立て直し④ 1週間単位で考える
1日ごとに計画を見ると、
「今日はできなかった」
ということが気になります。
しかし、勉強は1日だけで結果が決まるものではありません。
例えば、
- 月曜日:数学が予定より進まなかった
- 火曜日:英語を早く終え、数学を追加した
- 水曜日:部活動で最低限のみ
- 木曜日:自習室で遅れを一部修正
- 土曜日:残った内容をまとめて確認
という形でも問題ありません。
毎日100点の計画を目指すより、1週間の中で必要な内容が進んでいるかを見る方が現実的です。

「予備日」を最初から入れておく
計画を立てる時に、7日間すべてへ予定を詰め込む必要はありません。
例えば、
- 月〜金:通常の学習
- 土曜日:復習+遅れの調整
- 日曜日:翌週準備+余裕があれば追加
というように、最初から調整日を設けます。
計画に余白があると、予定が崩れても「失敗」ではなく「調整」で対応できます。
良い計画は「ギリギリ終わる計画」ではありません
例えば、学校ワークの提出が金曜日だとします。
金曜日の朝にすべて終わる予定を立てれば、計算上は間に合います。
しかし、途中で予定が崩れた瞬間に間に合わなくなります。
そこで、
提出:金曜日
自分の締切:水曜日
のように、実際の期限より前に自分の締切を設定します。
「予定どおりなら間に合う」ではなく、「多少崩れても間に合う」計画を作ることが大切です。
高1・高2・高3で、計画の立て方は変わります
高校1年生
- 学校課題をためない計画
- 定期テスト2週間前から準備する
- 英語・数学を普段から復習する
高校2年生
- 学校学習と受験準備を分ける
- 苦手修正の時間を週に確保する
- 模試後の復習日を決めておく
高校3年生
- 教材の完成時期から逆算する
- 過去問を解く日と復習日をセットにする
- 1週間ごとに志望校との距離を確認する
学年によって内容は異なりますが、
「実行する→確認する→修正する」という流れは、どの学年でも共通しています。
計画を立て直す「5分チェック」
予定が崩れた時は、次の5つだけ確認してみてください。
① 今日できなかったものは何か?
② できなかった理由は何か?
③ 明日も本当に必要なものは何か?
④ 後ろへ移せるものは何か?
⑤ 明日最低限やることは何か?
これだけでも、予定の崩れをそのままにしにくくなります。
計画が崩れたら、作り直せばいい。
それが「計画を使えている」ということです。

保護者の方へ
お子様が計画どおりに勉強できていない時、
「せっかく計画を立てたのに」
「また続かなかったね」
と言いたくなることもあると思います。
しかし、そこで確認してほしいのは、
「守れたか、守れなかったか」
だけではありません。
例えば、
- どこで予定が崩れた?
- 量が多すぎなかった?
- 次は何を減らせそう?
- 明日一番大事なのは何?
- 今週中にどこまで戻せそう?
というように、次の計画へつながる話をしてみてください。
「計画を守れる子」にするより、「自分で計画を直せる子」にしていくことが大切です。
当塾で大切にしていること
- 最初から無理な計画を立てないこと
- 学校・部活動・生活時間を踏まえること
- 期限と優先順位を明確にすること
- 進み具合を定期的に確認すること
- 予定が崩れたら学習量を調整すること
- 本人が少しずつ自分で修正できる状態を目指すこと
私たちは、計画表どおりに進めることだけを目的にはしていません。
実際の学習状況を見ながら計画を修正し、最終的に本人が自分で「今何をすべきか」を考えられる状態を作ることを大切にしています。
最後に・・・
桜咲個別指導学院 高等部は高校生専門の個別指導塾です。
質問できる自習室と手厚いサポートで、学習習慣づくりから受験対策までしっかり支えます。
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