こんにちは。
共和校の阿知波です。
本日は、前回高校2年生の面談の中でもお伝えしていた

「自分での学習のやり方」

について、さらに細かく説明していきます。

・勉強時間として1日の中でコンスタントに時間を取る

「継続は力なり」

よく聞く言葉ですが、これは根性論ではなく科学的にも裏付けがあります。
人間の記憶は、学習後から急速に忘れていくという

「エビングハウスの忘却曲線」

という現象があります。
しかし、短い時間でも毎日触れることで、

知識が長期記憶として定着しやすくなることがわかっています。
“ちょっとずつ毎日” のほうが “週に一度まとめて” より圧倒的に効果的。
勉強は「量」より「頻度」が記憶定着への鍵です。

・土台を作る

どれだけ演習に取り組んでも、

基礎が不十分なままでは、間違い直しも十分な意味が持てません。
「演習を増やした方がいいのでは…」
「過去問を早くからやったほうが…」
焦る気持ちはわかりますが、今この時期から始められるからこそ、

丁寧な土台づくりが最大の武器になります。
基礎が固まっている生徒のほうが、応用・演習に入った瞬間の伸びが大きい。
これは学習科学でも「基礎知識の自動化」が応用力を強化すると示されています。

・“なぜ”の回数を増やす

直しのとき、

模範解答を書いて終わりになってしまう——そんな経験は誰にでもあります。
しかし、

「解いたあとの振り返り」

こそが一番成績が伸びる時間です。
「なぜ間違えたのか」
「どの知識が足りなかったのか」
「次に何を勉強すべきなのか」
こうした“自己説明（セルフエクスプレイニング）”は、

学習効果を大幅に高めると研究でも証明されています。
日々「なんで？」を増やし、自分で考える回数を積み重ねることで、

自学の質は飛躍的に上がります。

最後に

これらの学び方を実践するうえで、環境づくりはとても大切です。
家では集中しづらい、誘惑が多い、気持ちが切れやすい…

そんなときこそ、塾を活用してください。
共和校では、静かな環境と質問できる体制を整えて、いつでも待っています。
まずは、自習に来てみてください。

小さな一歩が、大きな成績アップにつながります。

桜咲個別指導学院　共和校

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