2024.11.21お知らせ
A⑳【大府校】【高校生専門】普通の高校生が成績を伸ばせた本当の理由
普通の高校生が成績を伸ばせた本当の理由
「成績が伸びるのは、もともと頭の良い子だけではないですか?」
「本人に強いやる気がなければ、塾へ通っても変わらないのでは?」
学習相談の際、このような不安を伺うことがあります。
確かに、最初から勉強習慣があり、自分で計画を立てられる生徒もいます。
しかし、実際に成績を伸ばした生徒の全員が、最初から特別だったわけではありません。
成績が伸びた理由は、才能が変わったからではなく、毎日の行動と勉強の進め方が変わったからです。
今回は、ごく普通の高校生がどのように変わり、結果につなげていったのかをお伝えします。
最初から勉強ができたわけではありません
成績が伸びた生徒も、最初は次のような状態でした。
- テスト前にならないと勉強を始めない
- 学校課題を提出するだけで終わる
- 苦手科目は後回しにする
- 勉強しても、何が身についたか分からない
- 間違えた問題は答えを写して終わる
- 成績が上がらず、自信を失っている
本人も、勉強しなければならないことは理解していました。
それでも動けなかったのは、意志が弱かったからとは限りません。
「何を変えれば結果が変わるのか」が分からない状態だったのです。
最初に行ったのは、勉強時間を増やすことではありません
成績が伸び悩んでいると、
「もっと長く勉強しなければならない」
と考えがちです。
しかし、これまでと同じ方法のまま時間だけを増やしても、負担が大きくなるだけの場合があります。
最初に必要だったのは、現在の勉強を整理することでした。
- どの科目で困っているのか
- どの単元まで理解できているのか
- 普段、どのように勉強しているのか
- テスト前に何へ時間を使っているのか
- 間違えた問題をどのように処理しているのか
現状を整理すると、本人が考えていた原因と、実際の原因が異なることもあります。
「数学が苦手」なのではなく、以前の計算単元に抜けがあった。
「英語が読めない」のではなく、単語と文法の基礎が不足していた。
原因が分かれば、やるべきことも具体的になります。
変化① やる内容が具体的になった
以前は、
「今日は数学を頑張る」
「英語を1時間やる」
という曖昧な予定を立てていました。
これを、実行できる内容へ変えていきます。
変わる前
数学のワークを進める
変わった後
二次関数の最大・最小を5題解き、間違えた問題をもう一度自力で解く
変わる前
英単語を覚える
変わった後
英単語50語を確認し、間違えた単語だけ夜にもう一度テストする
何をすればよいかが明確になると、勉強を始めるまでの迷いが減りました。
変化② できない問題から逃げなくなった
以前は、難しい問題に出会うと、
- 答えを写す
- 後回しにする
- できる問題だけを繰り返す
ということが多くありました。
しかし、成績を伸ばすために必要なのは、すでにできる問題を増やすことだけではありません。
できなかった問題を、次は自分で解ける問題へ変えることが、点数アップにつながります。
そこで、間違えた問題に次の手順で向き合うようにしました。
① 間違えた原因を確認する
知識不足なのか、理解不足なのか、計算ミスなのかを分ける
② 解説を読んで考え方を理解する
答えだけではなく、途中の考え方を確認する
③ 何も見ずにもう一度解く
自分の力だけで再現できるか確かめる
④ 数日後に再確認する
本当に定着したかを確認する
間違いを避けるのではなく、成長の材料として扱えるようになったことが、大きな変化でした。
変化③ 毎日完璧にやろうとしなくなった
以前は、勉強する日に多くの課題を詰め込みすぎていました。
予定どおりに終わらないと、
- 今日はもう無理
- 明日まとめてやろう
- 計画を立てても意味がない
と、すべてを止めてしまうこともありました。
そこで、毎日必ず行う最低限の学習を決めました。
- 英単語を15分確認する
- 学校課題を最低2ページ進める
- その日に間違えた問題を1題解き直す
- 翌日の課題を5分で確認する
部活動で疲れている日や、学校課題が多い日には、この最低限だけでも続けました。
成績が伸びたのは、毎日完璧にできたからではなく、何もしない日を減らせたからです。
変化④ 小さな結果を見逃さなくなった
大きな点数アップだけを目標にしていると、途中の成長に気づきにくくなります。
しかし、実際には成績が上がる前に、さまざまな変化が起きます。
- 小テストで合格できる回数が増えた
- 学校の授業で分かる内容が増えた
- ワークを解く速度が上がった
- 同じ計算ミスを繰り返さなくなった
- 自分から質問できるようになった
- テスト前に焦ることが減った
こうした変化を本人も周囲も認めることで、自信が少しずつ育っていきました。
「自分にもできる」という感覚が、次の行動を続ける力になります。
変化⑤ テスト結果を「評価」ではなく「改善材料」として見た
以前は、テストが返却されると点数だけを見ていました。
- 前回より上がった
- 平均点を超えた
- 順位が下がった
もちろん、数字を見ることは大切です。
しかし、次の成績につなげるためには、結果の中身を見る必要があります。
- どの単元で失点したのか
- 知識問題と応用問題のどちらで落としたのか
- 時間不足はあったか
- 同じミスを繰り返していないか
- 勉強した範囲が得点につながったか
結果が悪かった時も、
「自分は勉強ができない」
と考えるのではなく、
「次はどこを変えればよいか」と考えられるようになりました。
この姿勢が、成績を一度だけではなく、継続して伸ばす力になります。
普通の高校生が変わった流れ
何をすればよいか分からない
↓
課題と優先順位が明確になる
↓
毎日の小さな行動が安定する
↓
できる問題が少しずつ増える
↓
小テストや定期テストに変化が出る
↓
自信がつき、さらに行動できるようになる
特別な一日があったわけではありません。
小さな改善を続けた結果、学習の流れが変わりました。
伸びた理由は「素直さ」だけではありません
成績が伸びる生徒の特徴として、
「素直にアドバイスを聞けること」
が挙げられることがあります。
もちろん、一度試してみる姿勢は大切です。
しかし、ただ言われたことに従えばよいわけではありません。
- 内容が本人の学力に合っていない
- 学校や部活動の予定に合っていない
- 課題量が多すぎて続かない
- 目的を理解しないまま作業している
この状態では、継続することが難しくなります。
大切なのは、本人に必要な課題を、実行できる形にして続けることです。
保護者の方へ
「うちの子は特別やる気があるわけではない」
「自分から勉強できるタイプではない」
そのように感じている方もいらっしゃると思います。
しかし、最初から自分ですべてを管理できる高校生は多くありません。
今できていないことは、正しい方法と環境があれば、少しずつ身につけていくことができます。
ご家庭では、点数だけでなく、
- 以前より早く勉強を始めた
- 間違いを解き直した
- 自分から質問した
- 計画を修正できた
といった行動の変化にも目を向けていただければと思います。
その小さな変化が、結果につながる最初の一歩です。
当塾で大切にしていること
- 現在の学力と学習状況を細かく整理すること
- 本人に必要な学習内容を明確にすること
- 学校や部活動と両立できる課題量にすること
- 間違いの原因と解き直しまで確認すること
- 小さな変化を認め、自信へつなげること
- テスト結果を次の計画へ反映すること
私たちは、特別な生徒だけを伸ばすのではありません。
今の状態から何を変えればよいかを一緒に整理し、その生徒が実行できる方法で成長につなげることを大切にしています。
最後に・・・
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