2024.11.21お知らせ
A㊳【大府校】【高校生専門】自習室に来ても何をすればいいか分からない高校生へ。最初の10分で決めること
自習室に来ても何をすればいいか分からない高校生へ。最初の10分で決めること
「自習室には来たけれど、何から始めればいいか分からない」
「教材を開いたものの、結局いろいろ触って終わりました」
「勉強時間は取っているのに、思ったほど進みません」
このような高校生は少なくありません。
自習室へ来ること自体は、とても良い行動です。
ただし、
「自習する時間を確保すること」と、「その時間で何を終えるかを決めること」は別です。
今回は、自習を始める最初の10分で何を整理すればよいのかをお伝えします。

自習が進まない原因は、「やる気」だけではありません
自習室で手が止まっている生徒を見ると、
「集中できていない」
「やる気がない」
と見えることもあります。
しかし実際には、
- 何を優先すればよいか分からない
- 教材が多すぎて選べない
- どこまでやれば終わりか分からない
- 苦手科目を避けてしまう
- 途中で別の課題が気になってしまう
ということがあります。
自習を始める前に「今日やること」を決めるだけでも、勉強はかなり進めやすくなります。
自習の最初にやること① 今日使える時間を確認する
まず、
「何をやるか」
より先に、
今日は何分使えるのか
を確認します。
例えば、
- 今日は60分
- 今日は90分
- 今日は120分
使える時間が違えば、選ぶ課題も変わります。
90分しかないのに、
- 数学ワーク20ページ
- 英単語100語
- 英文法2単元
- 古文復習
と予定しても、終わらない可能性が高くなります。
最初に「使える時間」を決めることで、現実的な自習計画を立てやすくなります。
自習の最初にやること② 必ず終えるものを1つ決める
次に、
今日の自習で、
これだけは終える
という課題を1つ決めます。
例
- 数学ワークP32〜38を終える
- 明日の英単語テスト50語を確認する
- 前回のテストの間違いを5問解き直す
- 学校課題を今日中に提出できる状態にする
やることが多い日は、
全部が中途半端になりやすくなります。
「今日はこれを終えた」と言えるものを1つ作ることが、自習の軸になります。
自習の最初にやること③ 次にやるものを2つ決める
最優先の1つが終わった後に、
「次は何をしよう」
と考え始めると、そこで時間を使います。
そこで最初に、
今日の3つ
① 必ず終えるもの
② 次にやるもの
③ 時間があればやるもの
まで決めておきます。
例えば、
① 数学ワークP32〜38
② 英単語50語
③ 古文の助動詞復習
という形です。
「次に何をするか」を最初に決めておけば、1つ終わった後に迷いにくくなります。
教材を出しすぎない
自習机の上に、
- 数学の問題集
- 英単語帳
- 英文法
- 学校プリント
- 古文単語
- 模試
と、たくさん並べている生徒もいます。
やる気があるように見えますが、
教材が多すぎると、
「どれをやろう」
という判断が増えます。
机の上には、「今やる教材」だけを出す方が集中しやすくなります。
次の教材は、今の課題が終わってから出せば十分です。
「勉強する」ではなく、「終わった状態」を決める
自習計画で、
「数学をやる」
「英語を勉強する」
だけでは、終わりが分かりません。
曖昧な目標
- 数学をやる
- 英語をやる
- テスト勉強をする
終わりが分かる目標
- 数学ワークP32〜38
- 英単語50語をテストする
- 前回間違えた問題を5問解き直す
自習では、「何をやるか」だけでなく、
「どこまでやれば終わりか」を決める。

苦手科目を最初に少し入れる
自習では、自分で教材を選べます。
そのため、
得意科目ばかり進めてしまうことがあります。
そこで、
最初の3つの中に、
苦手科目を少しだけ入れる
方法がおすすめです。
例えば、
- 数学の苦手問題を2題
- 古文文法を15分
- 英文法の間違いを5問
長時間やる必要はありません。
毎回少しでも触れることで、「苦手だから後回し」が続くことを防ぎやすくなります。
分からない問題には「Q」を残す
自習中、分からない問題に出会うことがあります。
そこで長時間止まると、自習全体が進まなくなります。
前回の記事でもお伝えしたように、
自分で考えても進まない場合は、
問題へ
Q
をつけておきます。
さらに横に一言、
- 公式が分からない
- この式から止まった
- なぜ②なのか不明
- 途中計算だけ分からない
と書いておけば、後で質問しやすくなります。
「分からないから止まる」のではなく、「質問を残して次へ進む」という選択肢も持っておきます。
30〜40分ごとに、一度進み具合を見る
自習を始めた時に計画を立てても、
思ったより時間がかかることがあります。
そこで途中で一度、
- 予定どおり進んでいるか
- 1問に止まりすぎていないか
- 今日必ず終えるものは終わりそうか
- 残り時間で何を優先するか
を確認します。
自習計画は、最初に決めたら固定ではありません。残り時間に合わせて修正して構いません。
自習の最後5分でやること
自習は、
時間になったら教材を閉じて終わり、
ではなく、
最後に5分だけ振り返ります。
確認すること
- 今日終わったもの
- 終わらなかったもの
- 質問したい問題
- 次回最初にやるもの
ここで、
次回の最初の1つ
まで決めておきます。
自習の最後に、次の自習の「最初」を決める。
そうすると、次回来た時に迷わず始めやすくなります。
自習時間が60分なら、どう使う?
例:60分の場合
最初5分:今日の3つを決める
25分:最優先の課題
20分:次にやる課題
5分:暗記・短い復習
最後5分:振り返り+次回の1つを決める
必ずこの時間配分にする必要はありません。
大切なのは、
自習時間を「なんとなく勉強する時間」ではなく、「目的のある時間」に変えることです。
高1・高2・高3で、自習の優先順位は変わります
高校1年生
- 学校課題をためない
- 英語・数学の当日復習
- 小テスト対策
- 定期テスト準備
高校2年生
- 学校課題
- 高1内容の苦手修正
- 英語・数学の受験基礎
- 模試の復習
高校3年生
- 受験科目の優先順位を決める
- 参考書学習
- 過去問・模試の復習
- 志望校との差を埋める学習
同じ自習2時間でも、学年・時期・目標によって使い方は変わります。
今日から使える「自習スタート3分メモ」
自習を始める時は、
次の3つだけ書いてみてください。
① 今日使える時間
例:90分
② 必ず終える1つ
例:数学ワークP32〜38
③ 次にやる2つ
例:英単語50語/古文文法15分
これだけでも、
机に座ってから
「何しよう」
と迷う時間を減らせます。
自習は、座ってから始まるのではなく、
「今日何を終えるか」を決めたところから始まります。

保護者の方へ
お子様が自習室へ行っているのに、
思ったほど勉強が進んでいないと、
「ちゃんと集中しているのかな」
と感じることもあると思います。
しかし、
集中力だけではなく、
何をやればいいか整理できていない
場合もあります。
その時は、
- 今日は何を終える予定?
- 一番最初に何をやる?
- 終わったら次は何をやる?
- 分からない問題はどうする?
と聞いてみてください。
「何時間勉強した?」だけでなく、「今日は何を終えた?」と確認すると、自習の中身が見えやすくなります。
当塾で大切にしていること
- 自習へ来ること自体をゴールにしないこと
- 最初に今日やる内容を明確にすること
- 優先順位を一緒に整理すること
- 分からない問題を質問できる状態にすること
- 途中で進み具合を確認すること
- 最後に次回の最初の課題まで決めること
私たちは、
「自習室を自由に使えます」
だけで終わらせるのではなく、
自習の時間を、本人が何をすべきか分かっている時間に変えていくこと
を大切にしています。
最後に・・・
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質問できる自習室と手厚いサポートで、学習習慣づくりから受験対策までしっかり支えます。
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